フィアット「500」
EV専用フェイス
こちらもMINIに劣らない「アイコン」に、ピュアEVユニットが搭載され、使い勝手は「必要十分」を確保していると思われる。さらに価格競争力もかなり期待できそうなので、ミニ・クーパーSEを出し抜いてこちらが先にブレークを果たす可能性もある。MINIの外観はEVもエンジンモデルもあまり変わらないけど、フィアット「500」はガソリンモデルとEVでは顔つきが大きく異なる。
ステランティスが日本のEVを変える!?
PSAとFCAが合併し「ステランティス」というグループ名になるらしい。同グループに所属するオペルも来年から日本に復帰し、すでに「コルサ・EV」の日本導入が決まっていると報道されていた(コロナ前だけど)。ドイツ価格が350万円で、欧州価格と日本価格は一般的に大きな差はないので400万円以下で導入される可能性が高い。フィアット、プジョー、シトロエン、オペル、DS、ジープを擁する「ステランティス」が日本市場に一斉にEVを投入する展開になれば、日本メーカーを退けて日本国内のEV最量販グループになるかも。