V字回復
2月4日に2021年第3四半期の決算発表が行われ、いよいよMAZDAも本来の調子を取り戻してきた。夏頃の2021年通期の見通しは上期(第1、2四半期)で529億円の赤字(営業利益)、下期(第3、4四半期)では129億円の黒字予想だったけども、第3四半期だけで209億円の黒字となり、なんと通年での黒字も現実的になってきた。販売台数もほとんどの市場においては下期予想の半数から半数以上を確実に売っているけども、日本市場だけ下期11万台予測に対して、第3四半期が4万台という誤算。まあ仕方がないことだけど、コアなファンは直6モデルに備えてお金を貯めるフェーズだろうし、あまりクルマに関心がなく「移動の道具」だと割り切るユーザーは価格だけをみてあまりMAZDAに近づかないのかもしれない。
MX-30EVも絶賛ムード
新型シャシー、直6エンジンの存在がすでに明らかにされていて、もう後戻りはできない状況だった経営陣にとっては、やっと「ひと息」つける業績結果だったようだ。この平常運転が続けば予定通りに来年からのFRモデルの発売になりそう。「ドイツ車ブッ倒す!!」を合言葉に第五世代(2002〜2011)で大成功を見てきた面々が、取締役に収まっているのだから、もうやることは1つであり、「焼き直し」というか「夢の続き」というべきかわからないけど、ざっくり行ってしまうと「世界最高のグランドツーリングカーを作る」みたいなことなんだと思う。さて業績の上方修整に大きく貢献したとMAZDAも説明していたのが、欧州で発売まもなくで1万台を販売したMX-30EVで、その数字を聞いたからだろうか?AJAJの連中(島下泰久、国沢光宏、河口まなぶ)は柄にもなくユーチューブで大絶賛しており、五味康隆、小沢コージはちょっと様子見で動画アップを保留している模様(チキン!! )。
マツダ 丸本社長「全社挙げて黒字実現へ」…通期営業利益イーブンに上方修正 https://t.co/9GHIFecRKO
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) February 5, 2021