スバルが世界を救う
BMW、HONDA、MAZDAなどのコアなファンは、それぞれの推しの現状にややフラストレーションを貯めている。手頃な価格で手に入る自然吸気のFRスポーツを作ってくれ!! S2000の復活はまだか!? RX-7、RX-8の後継スポーツカーは実現するの!? などと10年以上もあーだこーだ主張してきたけども、出てきた回答は「自動運転技術の開発を優先」「エンジンの開発を終了」「2030年までに全てのモデルを電動化」だそうだ・・・。
初代の葛藤
2012年にトヨタ社長からの熱烈オファーを受け、販売体制からもあまり乗り気ではなさそうだったが、枯渇するスポーツカー市場のために群馬工場の生産能力を割譲。折しも北米でスバル旋風が巻き起こり、工場はフル稼働で増産に次ぐ増産で社内にもどこか冷めた視線もあっただろう。FIAのメジャーなカテゴリーレースで活躍して広告宣伝に一役買うわけでもなく、なんで他社ブランドの「曲芸走行マシン」を作らなきゃならないスバルの複雑な状況は察するに余りある。