日本車 VS ドイツ車

 

登れ!!

レクサスとポルシェは、それぞれトヨタ、VWといった巨大グループのハイエンドに位置するブランドであり、その新型モデルとなれば、ターボや電動機構の新技術を世界に知らしめる「ステージ」なのだろうけど、そこに古典的な「自然吸気」エンジンが採用されている。先日、紅葉の具合を見に日中に雁坂峠(埼玉県)を登ってきた。トンネルや落石よけが連続する区間が続く中で後続車がリトラなのに気づいた。初代NSX初期モデルのご登場だ。90年代前半の280ps規制時代の自然吸気。こちらは2020年製造の自然吸気&AWD。納車後に初のヒルクライムだったけど気持ち良い昇りっぷりで、1ヶ月点検の際にディーラー担当者にその感動を伝えた。山の国・日本において、「自然吸気エンジン」はある種の至高のドライブツールだと確信した。雁坂頂上広場に15分ほど滞在したが、NSXの他にも997もやってきた。やはり「山」ドライブ派は自然吸気を選ぶんだな・・・。

 

加速性能は限界に達した

初代NSXや997からなかなか乗り換えるモデルが無い人々に向けて、決して安くは無いけど、20年前の自然吸気スーパースポーツと大きく変わらない価格で提供されているのは素晴らしいことだと思う。加速性能の絶対値はターボやEVのモデルが上回るけども、0-100km/hが4秒台の加速であれば、もはや素人の運転ではスペック値に近づけるのは難しい。5秒だろうが3秒だろうが、とにかく「速くて怖い」っていう意味では同じだ。しかし某ハイエンドEVではフル加速を一回行ったらバッテリーが終わるというドラッグレース仕様らしい。アホじゃねーの!? スペックだけで語る人は「1000万円超えるのに加速がイマイチ」とか言うかもしれないが、7秒台の「ちょっと速い」クルマでもベタ踏みでホイールがちょっとスライドすると血の気が引く。つまり「加速性能」は5秒台かそれより速いなら気にする必要はない。