「クルマ貴族」向けの日本車・5選

第5位 日産フーガ370VIP (本体価格639万円)

 

日産の魂が宿っている

日産が日本市場にずっと置いたままにしている、栃木・上三川工場生産のEセグメントサルーン「フーガ」。さらに車格が上の「シーマ」もあるけど、こちらはHVのみの設定なので、なんかちょっとケチくさいので避けた。日産がひたすらに官能だけを追い求めた3.7LのVQエンジン。大排気量&自然吸気はレクサスやトヨタにもあるけどあちらはスポーツモデルや本格クロカン用のエンジンなのに対して、こちらはまぎれもない「VIPサルーン」。ちょっと自意識過剰なネームングセンスが日産らしい。スポーツカーでもないのに、燃費はリッター7〜8キロくらい。ガソリン代と高速料金を合わせれば確実に新幹線のグリーン車を超える。

 

クラシックカーの有力候補

639万円あれば、同クラスのドイツサルーンも未使用登録車で余裕で買える。「世間体」を気にする方がコスパがいいと思う人はメルセデス、アウディ、BMWなんだろうけど、あえて「フーガ370VIP」を新車で買う選択は、ガチの金持ち、日産の役員、カタギじゃない人のどれかだろう。選択ナンバーで怪しい番号(「88ー88」など)にして走っていれば、周囲のクルマがどんどん離れていってくれて快適に走れそうだ。まあ色々な意味で「只者ではない」クルマだ。ちょっっと余計なことを書いたけども、2030年くらいにこのクルマに乗っていたら「筋金入りのエンスー」だろうな・・・。

 




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