「クルマ貴族」向けの日本車・5選

第4位 三菱アウトランダーPHEV・Sエディション (本体価格529万円)

 

世界の頂点

「HVはケチくさい」と書いたばっかりだけど、PHEVを挙げます・・・。MAX出力がゴリゴリのハイエンドではなく、三菱がモーターを使ってやりたかったこと(旋回系トルクベクタリング)を、無理を承知で市販した感じが、いかにも「稀有」な雰囲気を漂わせている。どっかの技術系メディアで読んだけども、三菱の開発陣に言わせれば、ホンダNSXのSH-AWDはまだ三菱のAWD技術には全然及んでいないのだとか。スバルの4種類のAWDはまあまあの出来栄え。ちなみに某ドイツブランドのAWDモデルについては、外部サプライヤーのポン付けシステムでしかなく、雪国の自動車メーカーが長年自社開発してきたAWDシステムに勝てるわけがない・・・とかコメントされていた気がする。

 

国宝級

雪国のエリートAWDの中でもさらにその頂点に位置する三菱が「究極の電動AWD」として仕上げたが、その類まれなる機動性をフルに発揮するためにダンパーを変更(ビルシュタイン製)とボデー剛性を高める接着剤を使用したのが、この「Sエディション」ってことらしい。三菱が日本市場に問いかけている。カーメディアだかエンスーだか知らんけど、本当にクルマの価値わかってます!?使い方が変わればクルマを選ぶ基準も変わるのだけど、そんな前提条件すら考慮できない連中が一義的にクルマの優劣を語っている現状がずっと続けば、そりゃ満足できないクルマばかりが市場にはびこるようになる。そんな流れに逆らって作られている市販車が、日本車&輸入車の中にどれだけあるだろうか!?

 




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