今の日産に合っている
中古車サイトで改めてスカイライン・クロスオーバーを見ると、2009年のデザインとは思えないほど普遍的な美しさが備わっている。2010年頃には気になって仕方なかった腰高感だけど、SUV全盛の2022年では全く気にならないから不思議だ。むしろなんで今これがラインナップされてないのだろうか!?期待の高級BEVアリアもこんな「ゆとり」や「安定感」を表現するエクステリアなら、もっと話題性が高まったんじゃ!?サイズはほぼ同じくらいだけど、全く別のクルマに見える。
走りとライフスタイル
当時はなんでSUVに500万円も払うの!?って思ったが、今では水野さんが「最高の自信作」と言った意味もよくわかる。エクストレイルのようにピープルムーバー的な許容量のボデーと、本格SUVのロードクリアランスを求めると、どうしても走りが犠牲になる。スカイラインの走りを犠牲にすることなく、ギリギリの居住性を持たせ、余裕たっぷりのVQ37エンジンで優雅にクルーズするという意味で、非常に弱点の少ない「高級車」だと言える。