第6位 MAZDA3
「デザインと質感そして走りの楽しさ」をオンリーワンのレベルで実現している意欲作だと思うが、カーメディアからの評判が芳しくない。優秀なクルマほど嫌われる悲しい伝統が断ち切れないのが日本市場なのだろうか。後席が狭いとか燃費が悪いとかトヨタ&ホンダ目線であーだこーだ言われても困る。ページ閲覧者が欲しいだけのカーメディアやクルマ系ユーチューバーからの辛口評価が定番になってるようだが・・・。
貧乏人が金持ちを嫌い、ダサい奴がイケメンを嫌い、無能が有能を嫌う。日本のメディアは大人になっても他者を嫌い続ける一生救われない人々を養分にして利益を上げている。まあ確かに・・・MAZDA車全体にいえることだけど、貧乏人には手が出しにくいし、ダサい奴には似合わないし、無能な人には良さがわからないという特徴を兼ね備えている。メーカーも市場の3%くらいしか刺さらないクルマと公言して憚らない。どっちもどっちだな・・・。
第5位 レヴォーグ
スバルというメーカーに特別な価値を添える一台。縦置き水平対抗エンジンとはいえ、アウトバック、フォレスター、XVはトレンドの影響を受け過ぎていて、スバルらしい「指名買い」的なクルマではなくなっている。「プレミアムワゴン」市場を目指して投入された初代&二代目レヴォーグは、その圧倒的なパッケージの良さからライバルをことごとく潰してしまった。
低重心でトラクションも良い素性はもちろんだけど、何よりデザインが素晴らしい。MAZDA6ワゴンや欧州メーカーのワゴンが完全に霞む。レヴォーグが出現した2014年以降、メルセデスやBMWのワゴンがとてつもなく「ダサく」見えてきた。2012年に登場しているMAZDA6ワゴンも「レヴォーグ後」は人気がない。レヴォーグ以外のワゴンは次々とフェードアウトするしかないのか!?