MAZDAの日常
他社、カーメディア、ビッグモーターなどから完全にスルーされるようになったCX-60だけども、北米市場ではCX-90がクラウンクロスオーバーにダブルスコアをつけて圧勝していて、ブランド自体は2023年の北米で正規販売される総合自動車メーカーで最大の伸び率を記録した。日本では真っ当に評価されなくても、MAZDAの利益を確実に押し上げ、ブランドが北米市場で「1軍」として活躍できるメジャーリーガーであることをしっかり株主に証明した。
MAZDAにとってはいつも通りの通常運転に過ぎない。1989年のNAロードスター、2003年のGGアテンザ、2004年のBKアクセラ、2012年のCX-5とラインナップの中核は世界中の自動車メーカーが羨むくらいの世界的大ヒット車ばかりだけども、日本国内での評価は、現在のCX-60への冷めた対応と同じようなものだった。コアなMAZDAファンならば、小沢コージさんは日和見主義者で、若い頃にはGGアテンザを著書で「全く興味ない」と馬鹿にしていたこともしっかり覚えている。
間違って買った人の末路
MAZDAの経営陣も「日本で売れなくても困りません」みたいな強気な姿勢を見せる。現行ラインナップで日本市場をターゲットにしたMAZDA車は1台もない。「スライドドア車を作れ」「燃費が不満」といった日本のユーザーの要求に対しては、「文句があるならトヨタを買え」という単純な答えを用意している。客を何だと思ってんだ!!と怒る人にネットで晒されることが多いのがMAZDA系ディーラーだ。ちなみにビッグモーターに頭を下げて売ってもらう気もさらさらない。
しかしMAZDAは最初から「市場の3%しか評価されないクルマ作り」を掲げている。そんな理念も知らずに97%のその他大勢が暴れてきても責任は一切取りませんは、ブランド力と自信の表れでもある。日本市場でMAZDA車に大いに満足できるのは、MAZDAの走りのコンセプトにハマった人と、MAZDAがメルセデス、レクサス、スバルなんかとは桁違いにレベルが高い衝突安全性のスコアを出していることを知っている人くらいだろうか。
新井雅司
CX-60と80
日本でも成功して欲しい。
某ひでぽんチャンネルでも
問題点が多いようです。
私はCX-60を試乗して
人も荷物も載せられるロードスター
って思ったのですが
運転が楽しいクルマに仕上げて
もらいたいです。
wpmaster
良くも悪くも「MAZDAが作る意味」を十分に示したオンリーワンなので、CX-60は歴史的名車だと思います。
ひでぽんはチューナーなので営業トークはわかりますが、少なからず風評被害はありそうです。
しかしMAZDAのガチユーザーは、短絡的なネガキャンを経験と知識で余裕で跳ね返せるはず。
SS
マツダによるリコール対策やサービスキャンペーン、SNSでの情報収集によるキャッチアップ等々が進められているのもあって、CX-60の4月以降の販売台数は日本・欧州・豪州含めて増加傾向にあります。
wpmaster様が仰るような、某チューナーやPV稼ぎ目的のYouTuberのネガキャンは真に受けない方が良いです。
御自身で試乗して体感されるのが最良の判断です。