Rage against the (import) machine

確かな技術力

ゴルフ2やゴルフ5では大地を踏みしめ、高らかに車内にもエンジン音を響かせていたのだけど、ゴルフ7になってからは「とても静か」になった。VWも日本市場においては、当時のヒットモデルであったトヨタ・プリウスをターゲットであることを明確にしていたようだ。露骨に「プリウスからの乗り換えが多いです!!」とまで言っていたし、実際にそんな乗り換えをするユーザーも目立ったんだと思う。静粛性と燃費でぶっちぎるプリウスに対して、1.2Lターボ&7速乾式DCTにMQBを組み合わせて果敢に挑み、とうとう2020年末まで売り続けた。

ドイツのMAZDA

物量豊富なトヨタ車に対して、満足なマテリアルも揃わずに闘いを挑む・・・まるでどこかの日本メーカーみたいだな。実際に3代目、4代目プリウスに対してゴルフ7の評価は、特にクルマ好きの間では上々だったと思う。何もかもが違和感でしかないプリウスの新しさよりも、ゴルフの「軽快」で「快適」な乗り味は、ずっとこのままでOK!!とフォルクスワーゲンに訴えたくなる気持ち良いものだった。1.2LターボもGTI(2Lターボ)もいい感じだった。走りにうるさいMAZDAファンは日本の他のメーカーに対しては厳しい意見を持っていることが多いが、ゴルフ7に関してはある程度は許せる部分があったと思う。技術だけでトヨタに挑む姿勢は、「ドイツのMAZDA」という表現がぴったりかもしれない(2000年頃の経緯がわかっていれば・・・)。