欲しいクルマが必ず見つかる
日本メーカーにとって国内市場で350万円は、ごくごく平均的な可処分所得の人々にとっては、よっぽどでないとなかなか買わない価格帯だと思います。サイズが大きいからとりあえず350万円!!ではちょっと難しいかも。よっぽどプロモーションで頑張れば意外な結果になるかもしれないですけども。とりあえずグレードの中間くらいが350万円に被るくらいの日本車は、そのメーカーの自信が現れていると言ってもいいかも。結構売れているモデルもあるし、クルマのレベルは高いし、存在意義もしっかりと際立っている。あまりローンとか嫌だけども、100万円の下取り、50万円の頭金、200万円のローンでなんとか手が届く、最新の350万円クラスを検討してもいいかも・・・。
ちなみにエントリーした全モデルはこちら・・・
レクサスCT、マークX、カムリ、プリウスPHV、86、アルファード/ヴェルファイア、エスティマ、ハリアー、リーフ、ティアナ、エルグランド、オデッセイ、アウトランダーPHEV、アテンザ、ロードスターRF、CX8、WRX・S4、レヴォーグ、レガシィB4、アウトバック (以上が日本メーカー車)
レネゲード、コンパス、MINI、Aクラス、Bクラス、1シリーズ、アウディA3、アウディQ2、ザ・ビートル、ゴルフ、208GTi、308、3008、C4ピカソ、グランドC4ピカソ、DS4、ルーテシアRS、メガーヌGT、カジャー、500X、595、V40 (以上が輸入車)
他にアウトレット参戦(未使用中古車価格で350万円くらい)・・・X1、2シリーズ、3シリーズ、Cクラス、CLA、GLA、アウディA4、508、DS5、S60、V60など。
輸入車で売れているモデルはことごとく入ってますし、フランスブランドはフラッグシップまで参戦で、全フランス車が350万円クラスかそれ以下のカテゴリーになってます。そりゃ・・・フランス車の売り上げが伸びるもの納得。
第5位 スバル・レヴォーグ
2010年代を代表する日本車!?
VWアルテオンの宣伝広告に「280ps&AWDでゴルフバックが4つ積めて600万円こんなクルマありますか!?」とか書いてあったけども、それはこのレヴォーグが使うべき宣伝文句だったかも。「2.0GTアイサイト」ならば、「300ps&AWDでゴルフバック4つ?で361万円」と謳うことができる。2013年末の発売以来よく売れました。販売の主体は350万円クラスに届かない『1.6GT』だったらしいですが、欧州車の独壇場になっていた中型ワゴン市場に打ち込まれた楔が、あまりにもインパクトがあり過ぎて、ワゴンの本場のドイツ市場に投入されるなど、日本車の存在感を相当に高めた1台であるのは間違いない。なんで5位かって!?走りはともかく、上質な乗り味に関してはちょっと疑問。E91の3シリーズワゴンよりはずっと上質だけどさ、F31には勝てるのか!?ちょっと微妙なところもある・・・。
第4位 ホンダ・オデッセイ
熱いファンに囲まれて独自の道へ
日本の高級ミニバンの「居住性」とホンダらしい「走り」が高いレベルで融合したと開発者が胸を張る。どっかの大手サイトでユーザー満足度が第一位を記録したとかで、先代までのオデッセイとは全く意味合いの違うクルマになっているのに、すでに根強いファンを獲得している。日本市場でホンダの魂とも言える2.4LのVテックユニットが載る唯一の現行車種にするなど、ホンダのコアなファンが集結するような上手いブランディングをしている。アルファードの主力ユニットが2.4Lであることを意識して、わざわざどう排気量のホンダの「宝石」をぶつけて『アブソルート』という別グレードと設定。初期受注はこのアブソルートが最も多かったらしい。
第3位 マツダ・アテンザ
ミッションで勝ち取ったサルーン王者
初代や二代目とは違って、それほどの傑作だとは思わないけども、やはり伝統のMAZDAのフラッグシップサルーンというだけで、不思議な魅力が宿る。カムリ、アコード、ティアナ、マークXなど、350万円クラスのライバルモデルはまだまだ結構多いし、「アウトレット」ながらもBMW320iやメルセデスC180などもこのクラスに参入してくる。350万円クラスのDセグサルーンの王者は「アテンザ」だと思う。他のモデルに対してマツダの情熱が、後手を踏むことはなかったし、何より決め手はやっぱりミッションの完成度。MTもトルコンATも素晴らしい。
第2位 マツダ・ロードスターRF
天才的な設計が光る・・・間違いなく名車
またマツダかよ!!350万円でこのボデー!!しかも突如行われたMCでエンジンも大幅改良。もう向かうところ敵なしなオンリーワンの設計であり、納得の完成度なのでこのクルマのランクインに対する反対意見は少数派だと思う。スポーツカーに興味を持たない人にとっては何のランキングなの!?って憤りすら感じるかもしれないが、小さなボデーのクルマで表現できる『喜び』を数多く詰め込んだ設計であり、関東近郊の様々なドライブスポット(箱根、ビーナス、フラワー、筑波山、湘南など)に、最もマッチする1台なのは疑いの余地はない。こんなに最高なロードカーが2018年に生まれたことは日本の自動車産業の金字塔として記録されるだろう。
第1位 マツダ・CX8
現代人の求める「絆」とは!?
3列のSUVなんてのは、マツダに限らずどこのメーカーも企画してます。すでに日本でもエクストレイル、アウトランダー、プジョー3008とちょっと毛色が違うけどもBMW・2シリーズグランツアラーなども3列車だ。350万円クラスのSUV型3列車が、サイズを先に決めて、そこに収容できる不完全な3列目を用意する設計でお茶を濁しただけ。3列目にじーさん、ばーさんを乗せるならば、ミニバン以上に妥協のないCX8の3列目は相手方の親族を乗せる時でも失礼のない気配りが光ると思う。まだまだ家族社会から抜け出せない日本?いやいやバブルの頃よりもむしろ「家族」というものが大きな意味を持ってきた現代・日本の深層をうまく掴んだクルマだ。CX5が4.5mそこそこなので、4.7mくらいの3列を作るのが他の凡庸なメーカーの仕事。3列目を妥協しないならば、当然に5.0m級になる。そして国内専売にも関わらずそのサイズをOKした決断がとてもクールだ。
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