愛する人を守るためのスバル
「愛」「ハッピーライフ」・・・人々の幸せや平和を夢見て創業された中島飛行機が、「愛する人々を守る」エンジンとして世界にその名を残してから70年以上が経過した。スバルファンは日本だけでなく、世界中にいる。それはスバルが作るクルマがオンリーワンの魅力を持っているから。スバルに詳しい人なら誰に訊いても教えてくれるだろうけど、AWDの性能を重視した縦置きエンジンに、低重心、コンパクト、高回転に秀でた水平対向エンジン(ボクサーエンジン)を使うことが基本になっている。
エコカー減税でクルマを選ぶな!!
そんなスバルが苦しんでいる。独自設計ゆえに、無機質で画一的に執行される自動車行政とのマッチングが悪く、燃費向上に向かないAWD設計ゆえに、減税対象になるクルマが、スバル生産モデルでは現在1台もない!!レクサス、メルセデス、BMWといった「高級車」気取りのセレブ受けを狙ったブランドは減税狙いでハイブリッドやディーゼルにばかり力を入れているけども、本当のクルマ好きだったらスバルみたいに自動車行政に全くハマらない「尖った」ブランドを選ぶべきだと思う。スバルを選ぶ人は本物だ、レクサス、メルセデス、BMW、マツダのハイブリッドやディーゼルを買う奴は・・・。
クルマの多様性を認める社会に
70年以上にわたって「愛すべき人々を守ってきた」スバルですが、エコカー減税政策の中でいよいよ終焉の時を迎えそうです。もうスバルが日本でクルマを売るメリットってあまりないのかもしれない。法外な自動車関連の課税をしておいて、特定車種だけ減税して一部のメーカーに利益を供与する国土交通省は正しいのか?トヨタ車のモード燃費は確かにすごい。ハイブリッドの性能が高いのではなく、車体の軽量化技術の成果。余計なバッテリーを積んでいるのに車重が1300kg台ってのがプリウスの燃費の秘密だけど、ホンダ、マツダ、スバルよりも衝突安全性評価で劣る点もある。もっともプリウスの安全性は日本で売られている輸入車のすべてよりも上だけども。
トヨタの社長に正義を語る資格はない!!
「クルマが売れない」のはトヨタと国土交通省があまりにズブズブな関係になっていて、「政商」って言葉が頭にチラつくくらいに胸糞悪いから。トヨタを買うのは自由だけども、トヨタを選ぶ人はあまりに・・・じゃないかと。自動車の自由な未来を守るために、今こそアンチ・トヨタ、レクサス、マツダのムーブメントを起こすべきかもしれない。減税ありきのクルマばかり作ってんじゃねー!!俺たちの税金で利益を増やしてんじゃねー!!しっかり還元しろ!!クズメーカーの分際でルマンとか挑戦してんじゃねー!!ボンボン社長がクルマ愛を語る前に、過去最高益からエコカー減税分を国に一部自主返還でもしたらどーだろうか!?・・・「そうだ!そうだ!」と思った人は、トヨタとマツダに中指を突き立ててスバルを買えばいい!! 国土交通省はエコカー減税のメーカーごとの累計額(クズメーカーランキング)を発表したりはしない。だって天下り先とズブズブですから。朝日新聞も文春も新潮も加計学園には噛み付くけど、トヨタ相手にはなにもできないのだけどさ・・・。
第5位 フォレスター (ワクワク度10%・280万円〜)
今後の展開に期待含み
新型になってスバル独自の「走り」のハイブリッドが導入されたけど、減税対象にはならず!!これはエコカーではなくて『電動ターボ』装備車。渋滞にハマっても燃費の悪化は防げるけど、エモーショナルな走り優先した装備。先代XVですでに使われていた。清水草一とかいう芸人風情のライターが「このハイブリッド何も良くない!!」と言ってたけどさ、直4ベースのハイブリッドとしては、カムリHVで投入された新世代の2.5Lハイブリッドが出てくるまでは、このスバルユニットこそが「走り」では最良だった。ワクワク度につながるスペシャルグレードが隠されているようなので、10%と控えめな数字にしておいた。現状ではSGPを使ったインプレッサよりも大きいボデーのクルマでしかない。
第4位 レガシィB4 (ワクワク度15%・302万円〜)
実力派
「LEGACY」はスバルが世界最良のグランドツアラーを追求するシリーズ。デビュー直後にワゴンでブレークし、セダンの「B4」が追加された。スバルのシャシーやボクサーユニットを楽しむのに最適な価格帯とサイズで、価格を抑えて発売し続けたことでファンを固めつつあるモデルだったんですが・・・。2世代前のレガシィB4は、6気筒のボクサーにマニュアルミッションが組み合わされていて、個性的ではあるけども、サルーンの一つの理想形が貫かれていた。そこからイメージを大きく崩したのが先代。CVT&直4で推敲不足なエクステリアデザイン、警視庁のパトカーとしてはよく見かけますけども、一般向けはかなりレアな存在。そして基本的にはその設計からあまり変わっていないのが現行モデル。CVTのマッチングはかなり良くなってきたけども、サイドのデザインは90年代のプジョーやシトロエンのセダンを見るようなぎこちない感じが・・・。ワクワク度15%は少々おまけあり。
第3位 レガシィアウトバック (ワクワク度20%・329万円〜)
ある意味でスバルの最高傑作
日本で売ってるいい感じのファミリーカー・ランキングを作るならば、トヨタ・ハリアーやマツダCX5を軽く超えて、上位ランクしそうなモデルがこのアウトバック。しかし強力なライバルも多く、アルファード、オデッセイ、CX-8の『3強』に割って入れるかは少々微妙かもしれない。しかし「変化球」としてはいい感じじゃないですか!?スバルも完全にファミリーカー王者を狙った設計なのだから、子育てするお父さん&お母さんに強烈にアピールできるものがあればいいですけどね。350万円という価格も「3強」とほぼガチンコなんですが、強敵3台のインテリアはやはりかなり強烈です。アウトバックも前後シートヒーターや前席パワーシート、ステアリングヒーターなど、抜かりなく商品力を上げているのでオーナーの満足度は非常に高いモデルではないかと思います。
第2位 レヴォーグ2.0GT (ワクワク度25%・361万円〜)
次期は300ps版はなくなるらしいよ
70年代から「高性能」を商品力の柱にしてきたスバルのスタンスを守るモデルです。スバル車には運転した時に感じる「特別なフィーリング」・・・まあどこのメーカーのモデルに乗ってもそれぞれ「味」は感じるわけですが、スバル車らしさってのは、やっぱりアクセルを踏みきりたくなる衝動を抑えながら、余力十分のエンジンパワーとトラクション豊かなAWDから伝わるクルマの「総合力」を感じて走ること。300psのハイスペックなのに、強化ベルトを使った専用CVTで制御してしまうという、オンリーワンな設計。変速ショックもないですし、どこか回転数をコントロールしてしまう制御が入るのであまりスポーティにも感じない。同じ300psクラスはトルコンAT車が多いわけですが、これくらいのハイパワーになると滑っているのはCVTよりもトルコンの方じゃないかって気がします。レクサス車の縦置きトルコンATの方がずっと緩く感じる。カーメディアはもっとこのモデルを肯定してあげてもいいのでは!?
第1位 WRX STI (ワクワク度50%・386万円〜)
このクルマがあってこそスバル
説明不要の世界的なスポーツモデルのシリーズ。CVTを配した他のモデルでは、老若男女誰でも手軽にコントロールできるユニバーサルデザインな運転感覚なのに対して、フラッグシップスポーツのこの「WRX・STI」はステアリングとクラッチの剛性感だけで、ヒリヒリと「スパルタン」なフィールを感じる。ガツンと来る変速ショックが、ビルシュタインダンパーで固めたアシに響いてケツに跳ね返ってくる感覚すらある。一般モデルよりもかなり鋭く回転数が上がるEJ20は水平対向であることの意味を十分に教えてくれる。さらに研ぎ澄まされたチューンナップユニットを積んだS208ならワクワク度は90%くらい。
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