テスラは崩壊する!?
誤解を恐れずに断言すると、過疎地域などのクルマ社会を支えるサスティナブルな側面を強調すれば、国内自給向け自動車産業はほぼほぼNPO的な仕事だと言える。特に軽自動車という税金優遇策は、公共性が非常に高いことで支持されているわけで、軽自動車を生産するスズキ、ダイハツ、三菱、ホンダの4社は目立って利益を上げることが憚られる。AJAJにも何人も「即刻に軽自動車優遇は廃止すべき」とか主張する人がいるが、NPO的ビジネスという認識はないのだろう。泣く子も黙るテスラも、ESGビジネスとして様々な優遇を受けている。驚異的な株価だけど、Kカーと同じく巨額の利益を挙げてはいけないビジネスモデルだと思うが・・・。
所得格差の正体
アフリカのどっかの国でも、日本でも多くの人がサービス業に従事している。小売業、運送業、医療、介護、教育などそれぞれの職場で、ほとんどの労働者が「利益を追求する」ではなく、社会を支えるために使命感をモチベーションにしてNPO的に仕事をしている。どっかの本に書いてあったが、日本の医者の9割以上の仕事は風邪の診療と老人の話相手なんだそうだ。アフリカの医者も日本の医者も1日の労働で対応できる患者の数は大きく変わらない。しかし日本の医者は10倍かそれ以上は所得が多い。同じ仕事量をこなす医者なのに、この所得格差は何から生まれるのか!?