いきなりキター
新型アクセラが来月発表とのこと!!!!!!! 2018年は新型モデル無し!!みたいなことが報じられていたけども、どうやら新型アクセラは相当に手応えアリなようですね。風雲急を告げる情勢の中で、絶対に商機を逃したくないという焦りを感じる。ビジネスはタイミングが大事です。早く発表しておかないと、やたらと知名度抜群の「ヘイ・メルセデス」に全部持って行かれてしまいそうだ・・・そんな懸念も当然にあるでしょう。新型Aクラス発売時期が予想よりも早かったですねー。え!?もう日本で発売!?CMまで流れてる!!どうやらメルセデスがマツダを警戒しているようで『奇襲』攻撃が炸裂!! 他にも周辺メーカーの動きが激しくなってきています。VWはゴルフにディーゼル車が登場するらしい。せっかく日本市場に投入できるようにEGR機構を改良してきたので、ここに来て重量級のモデルから順に搭載されています。
【ニュース】ゴルフTDIの導入が明らかに。早ければ10月中にも発表か!? – Webモーターマガジン#ニュース #CAR #フォルクスワーゲン #ゴルフ #TDI #クリーンディーゼル #キャンペーン
https://t.co/1nwtdfvKmO— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年10月16日
Aクラス発表・・・直後に動く
新型Aクラスの日本価格がとりあえず322万円〜と判明したので、馬鹿正直なくらいに慌ててティザーで新型アクセラの発表予告となったようです。なんか同じパターンが最近にもあったような!? 2016年暮れにトヨタがC-HRの価格を公表した、その翌日にマツダが半年後も先の発売のCX-5の価格を公表していましたっけ(最近のマツダの動きはエゲツない)。ただし今回はまだ価格は出ていません。新型Aクラスのスタート価格(322万円〜)に対して、現行アクセラの最上級ディーゼルモデルはすでに300万円を超えているので、新型では322万円を超えるモデルも出てくるでしょう。Aクラスよりも高いモデルをマツダがヒットさせれば一般ユーザーの見る目は変わるだろうなー。価格アップとはいえシビックtypeRの450万円がおそらく限界だと思いますが・・・。
価格は!?
新型アクセラは、ディーゼル1.8Lが249万円〜くらいになるんじゃないかと思います。この249万円をベースグレードにするくらいの大胆な戦略があってもいいのかも。安売りしたところでクルマの価値が低く見られるだけなのであまり意味がない気がする。新型はとりあえずゴルフや308よりも上の価格帯で十分に勝負できるスタイルと性能は備えていると思うんですよね。価格の意味を市場もそれなりに認知してくれるはずです。CX-5もCX-3もかなりの大特価で提供されていますから、気楽にマツダ車を楽しみたい人には他にも色々と選択肢があります。CX-5との比較だとアクセラは大体-20万円なので、ディーゼル2.2Lだと260万円〜になるでしょうけど、おそらく先代のように当初はLパケ&特別内装車のみでAクラスとガチンコの330万円〜くらいになるのでは!? そして話題のSPCCIも同じくLパケ&特別内装車限定で330万円〜!?
今のマツダに足りないものを埋める
従来のアクセラファンが期待しているのは、2種類のディーゼルでも、SPCCIでもなく・・・CX-5に追加された2.5Lターボの改良版がアクセラに載せてくれるのではないかということ。もしかしたらやや影が薄い2.2Lディーゼルの代わりに2.5Lガソリンターボという可能性もありそうで、価格は2.2Lディーゼルと同じでグレード限定で330万円くらいか!? とりあえずCX-5仕様の4250rpmという低速トルクタイプそのままでは難癖がつくだろうけども、タイミング的にもそろそろMSアクセラやRX8のユーザーを引き取るモデルを作らなければ・・・。
トーションビーム時代
新型Aクラスですが、リアサスはトーションビームを採用したようで、ゴルフ、メガーヌ、プジョー308そして新型アクセラがある程度横並びの関係になれそうな感じがします。トヨタ、スバルはDWB、ホンダ、BMW、アウディはマルチリンクで、Aクラスやアクセラも250ps前後かそれ以上のハイスペックモデルにはマルチリンクを使ってくるはず。欧州メーカーは1.0L/1.2L/1.33Lターボで横並びにベースエンジンを用意してますが、アクセラには適当なものがない・・・。すでに書いたことですけども、結局は安売りグレード無しで、ゴルフ250万円〜、シビック265万円〜、Aクラス322万円〜などをしっかりと睨んで、性能で優位を築くグレード設定がされると思われます。そしてインプレッサ(194万円〜)、カローラスポーツ(212万円〜)を相手にする必要はなさそうだ・・・。
Cセグのボトムを売っても儲からない他社
インプレッサもカローラスポーツも現行モデルになってそれほど勢いがないです。XVやC-HRの方が50万円くらい高いけどどんどん売れる。プリウスの上級グレードも人気。スバルもトヨタも、インプレッサやカローラをどう処遇するかちょっと迷いが見られる。上級エンジンは用意されているけどブランドの戦略上の理由で採用が見送られている。つまり・・・あまり買って欲しくないクルマなんだと思う。贅沢な悩みだなー。スバルは相変わらずギリギリだという生産枠をインプレッサにあまり当てたくない!?WRX、レヴォーグ、XV、フォレスターを買ってもらった方が儲かるわけだし、インプレッサが売れた分だけ上級モデルの販売が減る。
自由なマツダはブレイクするのか!?スベるのか!?
マツダの場合にはデミオやCX-3があるので、アクセラの立ち位置はインプレッサとは違います。カローラの場合はちょっと事情が違うけども、さらに車格が下のトヨタ車はとてもスポーティとは言えないので、MTのカローラはある意味で「スポーティなトヨタ」のボトムグレードと言える。しかしデミオやCX-3ならMTが選べてしまうので、アクセラはポロGTIやUP!GTIを従えているゴルフや、メガーヌ、308のような「機能性」を他社に誇るようなクルマ作りが、ブランド内の立ち位置として結論されるのだと思う。GTIやRを作る、R.S.や4コントロールを使う、GTiや高回転チューンのターボユニットを使うなどなど欧州ブランドの「どんぐりの背比べ」を横目に見ながら、マツダが思う存分にアクセラの「存在意義」をグローバルで主張する時間が・・・もうすぐ始まる。
全面刷新過ぎて・・・何もかもが霞む
全マツダファンにとっては期待と不安が入り混じったなんとも言えない気分ですね。去年のSPCCIプロトモデルの試乗レビューでは軒並み「ゴルフを超えてきた!?」みたいなことが書かれていたけども、エンジン、シャシー、ボデー(デザイン)、乗り味の全てを前世代のアクセラとは不連続なレベルで刷新するとマツダ自身が宣言しているのだから、まあとりあえずは・・・ええー!?まじですかー!!!!くらいのインパクトはあるんだろうなー。いまこのジャンル(Cセグ乗用車)を買おうとしている人は、とりあえず発表までの1ヶ月は「待ち」になるだろうけど・・・、さてマツダは大風呂敷を見事に回収することができる!? そして全世界のクルマ好きは、この2018年11月に自動車の歴史を根本的に変えるようなクルマに出会うことになるのだろうか!?
見た目はそんなに大切か? マツダが新デザインで勝負をかける https://t.co/GjklxU9f4K
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年10月20日
1998年を超えろ!!
ゴルフ、Aクラス、シビックをまとめて相手にしちゃうくらいのCセグの枠組みを大きく飛び越えたモデルは、上級車のアテンザや、クラウン、スカイラインすらを超えた日本製の高性能乗用車の『大定番』になる可能性もある。そんな画期的なクルマを作る日本メーカーは、まあ間違いなくホンダかマツダなんだろうけど。さて1998年ほぼ同じ時期に発売されたアルファロメオ156とBMW3シリーズ(E46系)の2台のような、革新的でその後のムーブメントを完全に主導する完全無欠のコンセプトを帯びた「歴史的名車」が誕生する予感がする(TTも生まれている欧州当たり年)。今までアクセラにそれほど興味が持てなかったけど、今回ばかりは何かが起きようとしている。MAZDAは156&E46を超えるインパクトをグローバルで発信しようと狙っているのだろうけど・・・。
「トーションビームってなんだ!? トヨタは廃止!! マツダは推進!?」
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