三菱・エクリプスクロス
フルモデルチェンジではなく、ビッグマイナーチェンジによってPHEVの設定とフェイスリフトが告知された。アウトランダーでは500万円オーバーで設定されていた、ランエボのAWDシステムを使った「S-AWC」搭載モデルが、エクリプスクロスにも登場するらしい。ホンダのレジェンドやNSXで使っているような前後にマルチモーターを配したハイエンドなレスポンスシステムがアウトランダーよりも安く買えるようになりそうだ。キレキレの走りを演出するビルシュタイン製ダンパーが標準装備されてアウトランダーより小型のボデー。これまた日本車を代表する資格がありそうな期待度が高いモデルなんだけどな・・・。
日本ではメディアによって不祥事が大きく喧騒され販売が伸びない三菱自動車だけど、海外市場では信頼と実績で人気が高く、長らく黒字を確保している(今年はさすがに・・・)。ルノー日産グループに入り、日本市場向けによりアグレッシブな展開を見せ始めた。数年前から「エボがSUVで復活？」なんて情報が漏れていたけど、その正体がコレだったようだ。システム出力はアウトランダーSエディションと同等であれば280ps前後だけど、車重もあるので「エボ１１」というわけにはいかなそう。しかしアウトランダーSエディションからさらに洗練されたスポーティな走りは間違いない。あとは気の利いたデザインがあれば・・・。