良いクルマゆえにガッカリ感
ここに挙げさせてもらったクルマは、お読みいただければわかると思いますが、素晴らしい素質に恵まれた、今までにない良いクルマです。しかしメーカーのマーケティングの結果、日本市場のオッサンユーザーのセンスに合わせて、少々言葉が悪いけど「間抜け」に仕立てられている部分が見受けられるのが残念でならない。クルマに限った話ではなくて、それこそスーツの生地感、シルエット、裏地、縫製のどこから吟味しても納得できるクオリティだからこそ、オッサンが外で堂々と着ることができる。
世界の流れ!?
クルマも同じように360度のエクステリア、インテリアやドアのデザイン・質感、エンジンやミッションなどあらゆる要素でクオリティを示す必要がある。決して日本メーカーの新型モデルだけがダメで、輸入ブランドの新型モデルが優れていると言うつもりはないけども、昨今の自動車業界の刷新によって日本に入ってくる輸入ブランド車は実にソリッドなデザインを大胆に取り入れるようになった。冒頭に挙げたHONDA-eやMX-30のようなちょっと見ただけで「所有欲」が湧いてくるモデルたち、これが世界の流れなんじゃないの!?って話です。まあだったらその2台のどちらかを買って乗ればいいじゃん・・・って話なんですけどね。