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「現行モデルで最良のセダンは!?」
「現行モデルで最良のセダンは!? その2」
「現行モデルで最良のセダンは!? その3」
11台目
トヨタ・カローラセダン
合計31点
作り込み6 フィール6 静粛性7 デザイン5 コスパ7
カローラ程度!?
某自動車系ユーチューバー(素人)が、かなり極端に某日本メーカーのセダンを批判する動画を作っていた。アンチが多いメーカーなので露骨にチャンネル登録者数の増加を狙っているのだろう。そこで批判されているDセグセダンは静粛性に定評があったのだが、そのユーチューバーは「静粛性は意外に大したことない、カローラ程度だと感じた」と意地悪なことをおっしゃってました。これは悪意こそあれど的外れな表現ではなく、2019年に発売された現行カローラは特にHVモデルの静粛性はCセグ最高レベルにあり、DセグやEセグの上級サルーンの存在意義を脅かしている。すでにこの企画で登場しているBMW、メルセデスの4台は僅差ではあるけど静粛性は負けてしまっている。
これはセダン!?
このクルマを今回の企画に入れようか悩んだ。CセグHVも用意されているやや特殊なモデル・・・というわけではなくて、セダンとして後席の居住性が基準以下なんじゃないかという気がするからだ。MAZDA3セダンの後席も結構きわどいけど、スペース的にはほぼ同じながら、MAZDA3セダンの方が後席背面に傾斜があるのに対して、カローラは荷室を欲張ったせいか背面が垂直に近い。同じくらいの全長だったトヨタ・プレミオ/アリオンと比べると後席背面の傾斜の差は明らかだ。リアシートにゆったり座れるモデルが欲しいならカローラセダン以外を選べばよい。