二極化
クルマとの接点を持つ時間がなかなか取れない。そしていつまでクルマを所有し続けるかもわからない。あと10年もすれば日本メーカーはすべてのモデルが電動化されるらしい。それと同時にすでに「所有されるためのクルマ」から「カーシェアリングのクルマ」へとクルマ作りの根幹が変わりつつある。まだまだ「所有してもらう」ための設計を全ラインナップで行なっているMAZDAやスバルに対して、トヨタ、ホンダ、日産の下位モデルでは質感の割り切りにより「カーシェアリング」専用車になっているケースが顕著に見られる。シビックやヴェゼルは所有して欲しいからMAZDAをそのままコピーしたような質感だけど、N-BOXやフリードなどは・・・。
無駄なカーライフ
バブルの頃には、免許返上まで続くと思われたカーライフは、あらゆる要因でいつ何時終わるかもわからない。自動車産業の都合だったり、ライフスタイルの変化、雇用の不安定、自動車行政の不手際などなど、様々な要因が考えられる。クルマが好きだから所有するという選択も当然ありだけど、カローラ、カリーナ、マークⅡ、クラウンとステップアップしているなんて時間の無駄に感じる。予算こそ限られたものになるけども、その範囲内で本当に乗りたいクルマがあれば所有するけど、なければ持たないという選択もありだろう。クルマが必要な時は家族や親戚の誰かが貸してくれる。