4台目 アバルト595
EVシフトの恩恵
EVシフトは概ね「歓迎」だけど、その理由が少々ひねくれていて、この「アバルト595」みたいな趣味性の高い小型モデルを気楽に選びやすくなったってことが実に喜ばしい。「EV化の風」がエンジン車だらけだった既存市場の「無駄でしかなかった部分」を吹っ飛ばしてくれている気がする。いつまでも「いつかは〇〇」みたいなブランドのヒエラルキービジネスに追い立てられてクルマを買い続けるのか!?と考えると気分が滅入る。個人的にはいいクルマが欲しいなら最初の1台からブランドのフラッグシップを買うべきだ。会社の上司を刺激しないように気を使うらしいが・・・他人のクルマに過剰に反応する人はヤフコメくらいしか見かけない。
コスパ抜群!?
お金持ちならばいいけども、多くの人は多かれ少なかれ無理してクルマを買っていると思う。そのストレスがしばしばネットの掲示板などでは炸裂してしまっているようだ。MAZDA車のネット記事の掲示板に「アウディ乗ってました」とか「メルセデス乗ってました」とか自己紹介とともに現れ、「欧州ブランドの半額でコスパ抜群」とか意味不明なことを書いてくる。北米市場行けばメルセデスやBMWの価格はMAZDAとあまり変わらないわけで、そんな事情が全くわかってないコメントは非常に多い。ついでに言っておくとカーメディアが勘違いしてるから仕方ないのだろう。それでも今後のEVシフトによって、日本市場にも北米に準じた価格が導入されるんじゃないかと思う。