日本の宰相
岸田総理よりも「日本の顔」と言った風格さえ漂う豊田章男社長。グループ全体の統制を訴える姿は、どこか習近平のようでもある。政府や東京都が「EVシフト」への具体的目標を定めようと動いたところ、堂々と不快感を表明。結果的にその意向を汲んで総裁選が決着し、河野&小泉が政権から排除され、小池は口を綴んだ。習近平やプーチンと同じく一国の宰相の風格がある。政府が対処できない国難だから、トヨタが国民を守る!!みたいな気概が頼もしい限りだ。
女性の力!?
トヨタよりも女性が活躍できる職場であることをアピールする日産。この20年余りで英語ペラペラの女性幹部が多く生まれたことが理由だろうか、クルマ作りがどんどん手堅くなっているように感じる。公的スペースにおいては禁煙が社会の常識になっているのだから、エンジン搭載車が公道を走るなんてナンセンスだ!!と言いたいようだ。GT-Rの次期型はいりません。フェアレディZのシャシーは先代のおフルで十分だろ!!・・・なかなかの合理主義で突っ走っていて、男社会のトヨタ、MAZDA、スバルには真似できないだろう。過度な成長に疑問が付されるサスティナブル社会になり、労働や消費もその質や意味合いが大きく変わっているのに、クルマ作りだけが変わらないなんてあり得ない・・・ってことらしい。