一体何がしたいのだ!?
これまでのプジョー&シトロエンは、同クラスのモデルを共通設計していた。いうまでもないけど、C5と508、C4と308、C3と208が兄弟車だった。故にどこか「個性」が希薄に感じられたのだけど、今回は思い切ってC4と308を別々のシャシーで仕立ててきた。欧州で2020年に発売された現行シトロエンC4はBセグのC3や208で使うEMP1シャシーが採用され、欧州で2021年に発売された新型プジョー308は従来のC&Dセグ用のEMP2のままだ。
スペイン製!?
208と同様にBEVも設定されているC4なので、年代の新しいEMP1シャシーしかBEV対応がないのか!?と思ったが、新型プジョー308にもガソリン、PHEV、BEVの3つが設定されている。EMP2シャシーでもBEVは可能なようだ。生産工場は現在のところ、シトロエンC4がスペイン・マドリード(フランスじゃないの!?)、プジョー308がフランス・ミュルーズとなっている。BMWの本拠地ミュンヘンにも近いミュルーズでサプライヤーの関係もあって上級モデルを作るのだろう。