良い部品が使われている
旧PSAの日本向けミッションは全て「ETA8」と呼ばれるトヨタ傘下のサプライヤー(アイシンAW)が供給する8速トルコンATが配備されている。このミッションは日本向けトヨタ車での採用は極めて少なく、レクサスを選ばないとなかなか付いてこない。ハリアーでさえもカローラと同じCVTを使っている一方、レクサスNXはシトロエンC4と同じトルコン8ATを採用している。エクステリアやトリム&インパネなどインテリアのデザインも考慮すればシトロエンC4(290万円)はカローラを完全に凌駕していると言っていい。「MAZDA3・20S・Lパケ」(269万円)と比べても十分に競争力はある。
MAZDAは遅れてる!?
MAZDA3の場合は、シート素材はフル=ファブリックとフル=レザーの2種類となっていて、PSAやカローラが採用しているこの高機能素材のシートがまだ選べない(今後のMCで配備されそうだが)。人工皮革やスウェード素材を使った低反発系のマットな心地のシートが、やっとMX-30やCX-5フィールドジャーニーから始まったばかりだ。CX-5フィールドジャーニーのシートはとても良かったので、今後は全てのMAZDA車種に展開してほしいものだ(指名買いしたい)。