B・C・Dの比較
プジョーだったら、208、308、508となるが、Bセグ、Cセグ、Dセグの選び分けは、セオリー通りに当てはめると、軽快さなら208(Bセグ)、快適さなら508(Dセグ)ということになる。特にトヨタやMAZDAなどの日本メーカーではその傾向はハッキリしている。しかしフランスメーカーやドイツメーカーのBセグは、ややワイドなボデーになってきていて、思いの外に「軽快さ」を期待できる設計ではなくなりつつある。
ホットハッチが消えた!?
最軽量のベースグレードでも車重1100kg台後半。これはMAZDA2のディーゼル搭載モデルもしくはガソリンAWDモデルと同等。スイフトの最量販グレードになった「スイスポ」は1000kgを下回る。重厚な欧州車とペラペラな日本車の違いという意見もあるだろうけど、120ps前後のスペックで楽しい走りを実現するなら日本車がいい。残念ながらプジョー208のエンジン版のホットハッチ仕様は封印され、BEV仕様の「e-208」が加速を楽しむユーザー向けに置かれている。