安全性に価値を
それに対してCセグならば、欧州の厳しい衝突基準を突破しているので受動衝突安全性が担保され、高速道路でも気にせず走れる。停止時に80km/hで後ろから突っ込まれても安全に設計されているようなので、100km/h走行中に180km/hのポ○シェに突っ込まれても生還できる可能性が高い。日本メーカーのBセグでは絶望的だが。さらにユーロNCAPは側面衝突の基準も厳しい。BセグもCセグもかなりワイドになっていて、欧州Cセグは日本メーカーのDセグ級の幅1840mm前後が標準になってきている。
寝ぼけている隙に・・・
このPSAの3台も車格はワンクラス上のハリアーやCX-5に近い。日本メーカーのDセグは少々扱いづらいという声も寄せられているので、このPSVの3台はベストサイズという人も多いことだろう。ガソリン・ディーゼル・BEV・PHEVそれぞれに日本メーカー車と比較しても十分に勝負ができる。トヨタがbz4Xを、MAZDAがCX-60を中心に下手な販売戦略を続けたら、この3台のPSA車が片っ端からシェアを奪っていきそうな予感すらある。輸入モデルなので一気に増えることはないだろうが・・・。