フラッグシップの喜び
背伸びせずにフラッグシップモデルを買える。これがMAZDAとオリエントがファンに愛されてきたポイントではないかと思う。ちょっとマイナーなブランドだからこそではあるが、例えば「なんでMAZDAに乗ってるの?」と訊かれたら、「クルマが好きだから」とか答える。「走っていて楽しいMAZDA」のイメージはそこそこ一般にも伝わっている。
それと同時に、クルマが好きな人は、大抵はフラッグシップモデルを買う。そのメーカーの技術が目一杯に搭載されていて、メーカーが考える最高の走りを体現するモデルであるから。MAZDA(あるいはスバル)を積極的に選ぶ理由はフラッグシップを手頃な価格で買えるからだ。これは個人的な意見だが、MAZDAのファンだけど、MAZDA3、CX-30、MAZDA2を良いクルマだと思ったことはない。スカイXモデル以外はオススメするような記事も書いてない。
いろいろ心配
福野礼一郎さんが、先代となるアクセラをAクラスや1シリーズより良いクルマだと評しているレビューを読んだことがある。あまり気に入らないクルマ同士(悪いクルマとは言ってないですよ)を比べて「どっちがマシ」なんて考えない主義なので、あまり感心しなかった。そんな気乗りしないレビューばかりを書かされるプロの自動車ライターさんは大変だ・・・。
あくまで個人的な意見だが、実質的にMAZDAのラインナップはCX-60とロードスターだけとなった。CX-60だとよく利用する駅ビルの駐車場が古いので入れるのが大変だ(引っ越せばいいだろ)。ロードスターだと数百キロの道のりを行くグランドツーリングの気分にならない。いよいよ「MAZDAが買えなくなる日」がやってきているのでは!?と危機感を強めている。