クルマ選びは楽しい
VWゴルフは2024年の今年にドイツで8.5世代へとモデルチェンジが予定されている。日本にも来年の2025年には1.0Lターボ、1.5Lターボ&マイルドハイブリッド、2.0Lディーゼルターボと、GTI、Rが投入されると思われる。現行モデルでは1.5Lが本体価格424万円、GTIが514万円、Rが672万円という設定で、輸入ブランドとしてはステランティスやルノーと比べても決して割高というわけではない。
それでもVWゴルフに関しては、中古車との価格差はかなり大きくなっている。2022年型1.5Lターボモデルが280万円、2017年型GTI(先代)が210万円、同じく2017年型Rが300万円であるから余程の追加装備でもない限りは中古車探しをしてしまう。しかも大手サイトでゴルフのハッチバックだけで1200台以上もタマ数がある。普段はSUVに乗っているユーザーのセカンドカーとしてはなかなか魅力的な選択肢だと思う。
このジャンルは残り続ける
日本車なら同型モデルがもっと安く買えるけども、ちょっと足りないところもある。ハイスペックな2L自然吸気エンジンが魅力のカローラスポーツは、シートヒーターこそ標準装備で付いてくるが、パワーシートの設定はなく、CVTしか選べない。220万円のボトムグレードには、トヨタらしいスチールホイールが装備される。アルミホイール、本革巻きのステアリング、シフトノブとオートエアコンが付いてくる実質的なベースグレードは245万円だ。
MAZDA3をMT車で選ぶとなると、2Lマイルドハイブリッドで、パワーシート&シートヒーターが付くグレードで283万円となる。そしてシビックのMTも選べるボトムグレードLXは320万円でシートヒーターも標準装備となる。ボデーサイズも4295mmのゴルフ、4375mmのカローラスポーツ、4460mmのMAZDA3、4550mmのシビックと細かく別れていて後席のユーティリティもそれなりに差がある。まあどれを選んでもドライブは存分に楽しめるだろう。