中古車価格が・・・
帰宅してからステップワゴンとヴォクシーの中古車価格をざっと見てみた。ステップワゴンは、旧型を含め概ね5年以内の中古モデルだと7〜8万km走行の個体であっても相場は200万円を越えており、ちょっと高過ぎると感じたくらいだった。どちらも新型になって車両価格が大きく上がったこともあって、中古車価格がかなり強気に推移している。ヴォクシーだと5年7万キロで230万円の価格が付いている。
中古車価格は買う側の理屈なので、400万円で新車か、その半額で5年7万キロか、の選択で均衡が取れていて、販売価格が大体決まってくるようだ。ユーチューブでトヨタ系の投稿者が、各メーカーの代表モデルのオークション価格で価格の下落率をまとめている。トヨタ・ハリアーの下取りがかなり良いらしい。CX-60、ZR-V、エクストレイル、アウトランダーと比べても異次元のレベルらしい。
下取り「率」が高い理由
500万円台が当たり前の他社SUVに対して、ハリアーは300万円台のガソリンエンジングレードの下取り率が圧倒的に高いと言われても、よっぽどの情弱じゃなければすぐわかるだろうけど、単純にハリアーの初期費用が安いだけだ。トヨタ系販社とビッグモーターの尽力によってハリアーのブランド価値が高められているのも事実だけども、ハリアーが500万円、600万円が主体のモデルだったら、高水準の下取り率を維持はできないだろう。
ずっと前からまだまだ年式の浅い低走行のメルセデスやBMWの上級モデルが300万円前後で広く流通していた。10年前は300万円で高級車だった日本車だけど、今では平気で500万円を超える。それらを300万円くらいで中古&残クレで買う。「お金ないけど見栄を張る」「買ってしまえば新車も中古も同じ」そんな思考の人々がトヨタ系販社やビッグモーターの顧客となっていく。