やっぱりエゴだと思う
MAZDAが縦置きシャシーの開発を発表した頃から「エコの時代に直6なんて時代錯誤も甚だしい」そんなエコノミスト気取りなネットコメントがたくさん見られたが、実際に19km/Lというモード燃費で登場すると一気に沈静化した。批判コメントを書いていた人は今どんなお気持ちだろうか。彼らを擁護する訳ではないが、過去にたくさん発売されてきたMAZDA関連の本では、このメーカーの開発者が過去に何度も夢を情熱に突き動かされてきた・・・みたいなロマンだけの話が多かった。
直6の縦置きエンジンで圧倒的な動力性能を持つMAZDA車を作りたい。他のメーカーだったらまず役員になれない「非営利」な思想を持つ人々が、今回のCX-60でも主導権を握ったようである。アメリカ市場で売るため、燃費性能を向上させるために直6エンジンの縦置き設計にしたと説明しているが、「目的」と「手段」が実際には逆なんじゃないかと疑ってしまう。MAZDAとはそういうメーカーだ。いやそういうメーカーであって欲しいとファン(ドM)は思っている。
失敗したら倒産の覚悟
トヨタも日産も縦置きエンジンシャシーの開発を継続することに否定的な姿勢を見せている。欧州プレミアムブランドもBEVへの移行を発表している。そんな市場環境だからこそチャンスがあるのだろうけど、「作れるなら作ってしまえ!!」ってノリで初老の経営陣が元気になっている姿は愉快だ。北米市場で縦置きシャシーが売れているというデータもちょっと怪しい。排気量で選ばれるユーザー・マインドは健在なのだろうけど、北米で強いホンダやスバルはダウンサイジングが主流である。
挙句の果てには「縦置きシャシーの方がコストが安い」とまで言い出した。当時の藤原清志副社長の発言だけども、不思議なことに、この頃からクラウン、フーガ、BMW3シリーズの売れ行きは急激に悪化し、レクサスGSやマークXは姿を消した。トヨタやBMWが長年作り続けてきた縦置きシャシーのブランド価値を大きく毀損する暴言だったかもしれない。噂によるとトヨタと険悪だった藤原副社長は、MAZDAから身を引いているが、原因はさまざまな舌禍だった可能性がある。
新井雅司
CX-60と80
日本でも成功して欲しい。
某ひでぽんチャンネルでも
問題点が多いようです。
私はCX-60を試乗して
人も荷物も載せられるロードスター
って思ったのですが
運転が楽しいクルマに仕上げて
もらいたいです。
wpmaster
良くも悪くも「MAZDAが作る意味」を十分に示したオンリーワンなので、CX-60は歴史的名車だと思います。
ひでぽんはチューナーなので営業トークはわかりますが、少なからず風評被害はありそうです。
しかしMAZDAのガチユーザーは、短絡的なネガキャンを経験と知識で余裕で跳ね返せるはず。
SS
マツダによるリコール対策やサービスキャンペーン、SNSでの情報収集によるキャッチアップ等々が進められているのもあって、CX-60の4月以降の販売台数は日本・欧州・豪州含めて増加傾向にあります。
wpmaster様が仰るような、某チューナーやPV稼ぎ目的のYouTuberのネガキャンは真に受けない方が良いです。
御自身で試乗して体感されるのが最良の判断です。