夢のあるカーライフとは?
数年前の韓国のドラマで、財閥の御曹司である主人公がマセラティに乗っていたが、フォーマルではクワトロポルテの後席に、ビジカジではギブリのハンドルを握り、オフではグラントゥーリズモ、グランカブリオ、レヴァンテを使い分けていた。あくまでドラマの演出であり、現実の上流階級の人々が同じことをやっているわけではないとわかるけども、なんだか憧れてしまう。
マセラティをそのままメルセデスに置き換えると、Sクラス、Eクラス、AMG・GT、AMG・SL、Gクラスの5台になるだろうか。レクサスならば、LS、ES、LCクーペ、LCコンバーチブル、LXで、BMWならば、7シリーズ、M5、M4、Z4、X5だろうか。下位ラインナップでは廃止されるモデルも多いけども、メルセデスもレクサスもBMWもこれら富裕層向け5モデルは、コンスタントに売れているようだ。
上品かつ知性あふれる
MAZDAがこれと同じようなラインナップを作る必要など全くない。どこよりもスポーティなSUVを仕立てたのだから、再び一括企画でMAZDA6、7、8、9をセダン、クーペでラインナップし、FRの大排気量スポーツカーを加えてもよいかもしれない。市場環境の変化ゆえに修正を余儀なくされたが、第七世代の青写真は上のような、「メルセデスのようなラインナップ化」だったと思われる。
LCもAMG・SLもナルシスト全開のモテ車として、都内の一等地で存在感を発揮している。イタリアンスーパーカーで街中をイキる無粋なユーザーとは違って、節度あるプライベートカーを選ぶことで、上品さと知性をアピールできる。V8だけでなく、THSや4気筒ターボなど、スペックも個性があって良い。控えめなスタイリングのMAZDAもこのジャンルに参入しても良さそうだが・・・。
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