たった6色?
定期的に「ロードスターを買ってみようかな?」と考えたりする。いざ見積もりしてみると、最初のグレード選択の段階で「1.5L・RS 367万円」で、すっかり貴族の乗るクルマになってしまったんだと現実に引き戻される。乗り出しはざっくり400万円で、5年償却で月々6〜7万円くらいの「節税」を目的としたセカンドカーとして旨みを享受できる自営&フリーランスユーザーには、ちょうど良いのかもしれない。
街中で見かけるNDロードスターのほとんどが「ソウルレッド」「マシングレー」「エアログレー」の3色のどれかだったりする。もしかしたらこの3色はMAZDA車らしさが強調されるので、勝手に多く感じているだけなのかもしれない。NDロードスターには、この3色以外にもいくつかカラーバリエーションがある。どんなクルマにも「白黒赤青」が設定されるので、他に「ホワイトパール」「ブラック」「ディープブルー」が存在する。
ジルコンサンドが・・・
現在はこの6色となっている。ちょっと前までは「ジルコンサンドメタリック」という、ややアバンギャルドなカラーもあったが、短期間で削られてしまった。「レトロスポーツエディション」という、おそらくロードスターをイメージしたグレードに設定されたカラーだったが、このグレードはすでにロードスターから撤退している。35周年限定車専用色として「アーティザンレッド」が設定されるための処置なのだろう。ロードスターに同時に設定できるのは7色までのようだ。
2023年に行われたビッグMCで設定されたエアログレーは、2025年後半に発売されるMSRロードスターのテーマカラーになっていて、ジルコンサンドに近い風合いを持ちながら、無彩色ゆえの清潔感 (無難さ) を兼ね備えている。お世話になっている関東マツダでもエアログレーのロードスターをよく見かける。女性ユーザーからの人気が高いようだ。