流行の「艶なしグレー」
新型フォレスターの新たなテーマ色になっているのが「リバーロック」だ。MAZDAの「エアログレー」に近い色味で、横に並べないと違いがよくわからない。MAZDAではロードスター、MAZDA2、CX-3の小型車3車種のみに導入されているが、街中では大流行というくらいに確実に増えている。中型、大型車では野暮ったくなるためか、CX-80など最新モデルでは採用されていない。
スバルもフォレスターの「リバーロック」の全面ベタ塗りはボヤッとした印象なので、ピラー&ルーフをブラックアウトする塗り分け塗装をフォレスターにも採用したようだ(ソルテラで導入済み)。2トーンは他にも新型フォレスターのオススメカラーである「ブリリアントブロンズ」「マグネタイトグレー」「オータムグリーン」にも導入されている。有彩色と無彩色が2種類ずつありバランスが取れている。
「金」「銀」も良い色味
新型フォレスターの11色のうち、「白黒赤青」と「オススメ4色」の他の3色には、「金銀」とスバル伝統の「青」がもう1色追加されている。「銀」である「アイスシルバー」は、個人的にはBRZで最も欲しい色で「道具感」&「美しさ(清潔感)」が強調されている。「アイスシルバー」と「マグネタイトグレー」はWRX、レヴォーグ、BRZ、インプレッサなどのロードカーにも全て採用されていて、「スバル=道具感」の基本カラーになっている。
「リバーロック」と共にスバルの新色となるのが、「金」の「カシミアゴールド・オパール」で、「高級感」&「上品さ」を訴求している。「ブリリアントブロンズ」は、アメリカの「成金趣味」が反映されたスバルらしいカラーであるが、「高級感」はあるけど、ちょっと「品がない」という意見もあるだろう。ヒットした「銅」の派生カラーとしての役割もあるようだ。