買いやすいクルマは最高だ
全く関係はないと思うが、ブログでMAZDA2が無くなるのは悲しいと訴えたら、メーカーの方針が変わったと聞いて、もしかしたらMAZDAの誰かが読んでくれたのかとか思ってしまう。さらに年次改良まで入って15MBに純正ナビが搭載されたりしたら、乗り出し価格が200万円前半のクルマで気が楽でもあるので、買い直しまで検討したくなる。
CX-60やCX-80など500万円ほど乗り出しがかかるクルマだと、当然ながらリセール価格は最初の数年で大きく削られてしまう。MAZDAの魅力とバリューが詰まったラージ商品群であることは重々承知しているが、CX-5こそが最高の名車だと感じているユーザーにとっては、余程の事情がない限りは購入対象にはなりにくい。メインカーのSUVは1台あれば十分だから仕方がない。
なんでも高級化でいいのか!?
一方で、MAZDA2やロードスターならば、もう1台くらい増車してもいいかなと思ったりもする。MTモデルを1台持っておきたいけど、その上で増車するなら、家族や実家に譲ることがあるかもしれないので、6ATモデルも魅力的だと思う。MAZDA2やロードスターは中古車もよく流通するから、不要になったら少しの負担で手放すこともできる。
ユーザーとの距離を近くに保つならば、手軽に買える価格で魅力的で使いやすいクルマは必要だと思う。MINIやフィアットがバブルの頃からずっと日本で人気を維持しているのは、もちろんクルマの出来の良さもあるだろうけど、コンパクトで価格も手頃で、所有のハードルがかなり低いことが良かった。MAZDA2の15MBを買って、新たなMAZDAの魅力に気がついた。ICEの開発は終了だろうけど、なんとか長く現行モデルを残して欲しいと思う。
後記
最後までお読みいただきありがとうございます。この投稿は2025年6月28日時点での情報をもとに記述しています。今後とも日本市場で展開する自動車メーカーについて思うところを綴っていきたいと思います。