今どんなクルマが売っている
「欲しいクルマ」ってそもそも何だ!?そんな好都合なものが2025年に新車で買えるのか!?簡単な言葉で表現すると、「購入費や維持費が限界突破していない中で、カーライフを共に過ごせるダサくないクルマ」といったところだろうか。個人の経済力と「ダサくない」という主観が評価基準主体を為す極めて怪しいランキングでしかないのだけど、他のクルマ好きの人が作成したものをぜひ見てみたいと思うので、自己紹介代わりにまとめてみた。
特定のメーカーというわけではなく、世界中の自動車メーカーで「欲しいクルマ」は激減している。「環境規制によって自由にクルマが作れなくなった」という泣き言があちこちから聞こえてくるのだが、だからといってユーザー側が妥協して購入する必要もない。日常生活でクルマが必須なら買うだろうけど、クルマ不要の生活を送る人々に対して、クルマの魅力だけで惹きつけてくる新型車の登場は年に1台あればいい方かもしれない。
2025年にデビューした新型車やFMCは、トヨタがクラウンエステートのみ、レクサスはなし、日産はリーフのみ、ホンダはプレリュードとN-ONEeの2台、スバルはフォレスターのみ、三菱はなし、MAZDAはMSRロードスターのみ、スズキはジムニーノマドのみ、ダイハツはムーヴのみ。各メーカーともに新型車の開発のハードルはかなり上がっている様子で、どれもユーザー層を綿密に想定した設計の良いモデルばかりだが、今のクルマを放り出してすぐに買いたいってほどではない。
たった7台だけの日本メーカーの新型車で順位を付けてみよう。個人的な評価で恐縮だけど1位プレリュード、2位N-ONEe、3位MSRロードスター、4位リーフ、5位クラウンエステート、6位フォレスター、7位ムーヴだ。スポーツカーとBEVは走りの良さがイメージできるので、運用面での条件をクリアできるなら、とりあえず買ってから後悔することは無さそう。クラウンエステートとフォレスターは安定走行が持ち味のSUVツアラーで優劣は難しいが、CVTのHEVとして比較すると後輪サスでクラウンエステートの方が完成度高そう。