シビアな販売戦略
数年前に、「三河」ナンバーのRAV4とハリアーが4台まとまって埼玉県の志賀坂峠を越えているのを見かけた。トヨタの開発チームのテスト車両だろう。パドルシフトもない4台が下りでブレーキランプをチカチカさせて下っていく後を、CX-5のパドル操作だけでほぼフットブレーキを使うことなく下った。西伊豆スカイラインなどアップダウンの多い道路を走る際にはパドルシフトの恩恵はとても大きい。それができない上に、CVT&2L自然吸気にデチューンされた日本仕様のRAV4を臆することなく出してくるトヨタの冷徹な経営判断はMAZDAにはできないだろう。
先代RAV4は過去最高の販売台数を積み上げ、シリーズのハイライトになった。トヨタの狙い通りマスのユーザーがカローラクロスへ流れるならば、新型RAV4は初年となる2026年から大きく販売台数を減らすと予測される。他社のクルマに負けて減るわけではなく、トヨタの戦略上の都合から、カローラクロスと立場が入れ替わるのではないかと思う。カローラクロスとRAV4の違いはPHEVの有無だが、カロクロでHEV率を引き上げ、RAV4でPHEVを拡販したい意図が見える。
ちょっとした懸念
新型RAV4をPHEVで売るためには、HEVの価格を引き上げて、モデル全体に「高級車」のイメージを定着させる必要がありそうだ。100万円を超える政府&地方補助金を受け取ればHEVとの価格差が50万円くらいで、EV航続距離が150kmに延長され、自宅で充電して日常使用ではガソリンスタンドに行く必要がなくなるメリットを考えると、HEVと販売台数が逆転してもおかしくない。三菱アウトランダー以上の頻度で見かけるようになるだろうか・・・。
夜中にMTのMAZDA2でドライブする際に、信号待ちで三菱アウトランダーPHEVが後に来ると厄介だ。直進するだけなら信号が変わる前に2速まで繋いで、ドカンと加速すればいいが、右折待ちで対向車が抜けた時には、1速2速のトルクではスピンしそうなので慎重になるが、後のアウトランダーは勝手にトルクベクタリングして加速できる。街中でも「アウトランダーとオリーブの木」を痛感する。RAV4PHEVが大ヒットしたら遭遇率も高くなりそうだ・・・。
後記
最後までお読みいただきありがとうございます。この投稿は2026年1月27日時点での情報をもとに記述しています。今後とも日本市場で展開する 自動車 車メーカーについて思うところを綴っていきたいと思います。
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