またトヨタ特集かよー
某大手カーメディア雑誌とトヨタの相思相愛をここのところ毎回のように見せつけられている。またか・・・クラウンがドイツ・プレミアムに匹敵する走りをしてる。カローラハッチバックがCセグを完全制覇する！！とか書かれている。トヨタの新型自動車群はさぞかしいいクルマなんだろう。高齢者はとりあえずトヨタを買うだろうし、どこのメーカーもプリウス、C-HR、クラウン、カローラの大行進をただ見守るだけしかできない。スカイライン、オデッセイ、シビック、アウトランダーが全く太刀打ちできなかった・・・。
VWとボルボの躍進はあるの！？
高齢化が進む日本では、もうどこもトヨタには勝てないのか！？トヨタに負けるのはやむなしな雰囲気が・・・。日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱にはもう現状は変えるのは無理そうだ。トヨタの寡占とか嫌なので、精力的に展開できる国際的なメーカーが、日本市場で踊るトヨタに強烈な一撃を見舞ってくれないかな。期待できそうなのは、ボルボとVWでしょうか。もう中国生産モデルでいいから大量に日本で売りさばいてくれー！！
第５位 アトラス
VWの巨艦は絵になる
やはりドイツ製品とは、巨軀であるべき、M1エイブラムスやチャレンジャー２に対抗するサイズのドイツ軍のレオパルド２戦車じゃないけども、ユーラシア大陸を悠然と走るロングツアラー仕様の巨艦SUVのVWアトラスは、案外アウディQ7なんかよりも日本市場でウケるんじゃないかと思う。日本市場ではVWのV6ユニットを楽しめるクルマはトゥアレグくらいだけども、そのトゥアレグよりもさらに大きく、３列仕様になっている。VW版のアルファード、あるいはマツダCX８のようなサイズで、キングサイズ・ファミリーカーとして需要が高そう。北米向けの3.6LのV６は巨大なトルクを支えるため、アイシンAW製トルコンATを使うようだ。3000kgも重量があればさぞかししっとりとした乗り味なんだと思う。この一台が日本におけるVWのイメージが一変し、ただただ静かなだけのアルファードにも負けない魅力を放つと思うのだけど・・・。
第４位 T-ROC
このサイズなら欧州NO１のはず
ヴェゼルに続いてC-HRが売れて、すっかり飽和状態になった日本のSUV市場にこれからやってくると言われているVW・T-ROC。兄弟車のアウディQ2は日本市場に導入されるも完全にスベったけど、アレはアウディの重厚なイメージと車格がどーも相容れないところがあった。しかし価格が律儀に50万円下がってVWブランドから発売されれば、C-HRのCVTフィールに飽き飽きしたユーザーの乗り換え需要をゲットできるかもしれない。300万円台前半の価格ならば日本市場の新しい売れ筋輸入モデルになれそうだけども、本国価格は高めなので、400万円前後のスタート価格になってしまう気がする。今回の５台の中で日本導入の可能性が最も高いのでVWの戦略価格にちょっと期待します・・・。
第３位 ジェッタ
日本にセダン市場を復活させるには！？
北米VWの主力モデル・ジェッタ。シビックと同じで20,000米ドルクラスに、4.7mのDセグ級ボデーがついてくる、コスパ抜群のミドルセダン。今こそディーゼル積んでで日本市場に突撃を！！米国雑誌のCar and Driverなどを読んでいるとかなり評価は高い。しばしばシビックよりも良い評価を得ている(先代シビックはちょっと手抜きでしたが)。アルテオンやパサートの下に位置付けられているのだから、それほど大きな期待はできないけども、カムリもアコードも400万円が当たり前になってしまった日本市場に250万円くらいの立派なセダンがあったら、「やっぱりセダンがいいな！！」って戻ってくる人もいると思うんですよ。中国製でもいいので、シビックくらいの価格で一つ導入してくれないかなー。
第２位 フィデオン
VWのVIPサルーンはどうですか！？
VWが中国市場向けに、パサートを5m超のロングボデー化したFFセダン。シーマやクラウンマジェスタに匹敵するサイズのVWのV6ユニットを積んだ重厚感がありそうなフルサイズサルーン。どーせ走りが良いわけがない・・・と見くびる人もいるだろうけど、そもそも5m級のサルーンのハンドリングやアクセルレスポンスに文句を言う奴が間違っている。この輝く巨軀を見せつけてこその、セダン道楽ってもんじゃないか！？400~500万円くらいでドイツメーカーのVIPサルーンに乗れる！！って企画をぜひ日本で・・・。
第１位 シロッコ
普遍的デザインの名車 復活に期待
以前に日本でも販売されていたので、カーセンサーなどでしばしば見ることができる。10年落ちのドイツ車なのに150万円とかの価格(同年式の320iならほぼ無価値だけど)がついている。なんといってもカリスマデザイナーのダ・シルバの代表作だけあって、その輝きは色褪せない。今もドイツ本国では現役での新車販売が続いている。1.5Lターボモデルを日本にも導入するタイミングで、同時に復活させて欲しい。1.2Lターボのカローラハッチバックが220万円くらいになるそうだけども、1.5Lターボで330万円くらいなら十分に勝負になるんじゃないでしょうか。
