ディーゼルSUVの時代
静粛性と機動性に勝るEVは、今後の戦略としては、ミドル&ラージセダン、ラグジュアリークーペ、ピュアスポーツカー及び近距離で使う小型車などでさらに勢力を増すと予想される。それに対して従来型の「非EV」にとってシェアを守れそうな、EVよりもまだまだ優位に立てるジャンルは「ディーゼル SUV」と「ホットハッチ」くらいだろうか。ディーゼルSUVは、最大手のトヨタがクロカンのプラドでしか参入していないため、MAZDA、三菱、欧州ブランドにとっては現在のところ日本市場で唯一の「利益を上げられる」ジャンルになっている。乗り出しで400万円を超えるCX-5のディーゼル&Lパケが飛ぶように売れる状況に当該メーカーも100周年記念車を大々的に販売するなど色めき立っている様子だ。CX-5、GLA、GLC、GLE、X1、X3、X5、Q3、XC40、3008、DS7、Eペース、ステルヴィオどれも販売の中心はディーゼル。
ビジネスモデル
本体価格が100万円代の小型車はガソリンモデルで十分にエコであり、今後もEVに対して十分な競争力を持つと思われる。日本のインフラを補完する意味でも非常に重要。トヨタ、ホンダ、日産、ダイハツ、スズキなどはこれらのモデルの販売維持を日本市場の最優先事項に置いている。自動車に限らずメーカーにとっては将来の市場の変化をシュミレーションした上で「価格優位性」が最後まで維持できるモデルに投資するのは当たり前だ。よくカーメディアが日産やホンダの日本市場向けの方針にあーだこーだ書いているけど、60歳過ぎたオッサンが何を書いてんだ・・・って思う。AJAJのオッサンを捕まえて、あなた方は社会常識が少々欠けている!!と言うだけ無駄だろうけどさ。AJAJの連中に限らず日本のオッサンの経済センスの無さは、このブログにやってくるコメントやリアル社会でちょっと話をすればすぐにわかる・・・。