3台目・SQ5(910万円〜)
エンジンがヤバい!!
これまでの2台から一気に新車価格はアップ。このサイズならばファーストカーとしての能力十分なので、都内のオシャレな商業施設での買い物や、実家の両親を乗せてどこか行くなど、あれこれオールマイティに使える。ベース車であるQ5なら直4ディーゼルで649万円だけど、ディーゼルならば某国内メーカー(400万円でお釣りがくる)か、BMWの直6タイプがいいかも。なのでアウディで買うなら縦置きのV6ターボ354ps/6400rpmのこのSQ5を選びたい。このユニットこそ日産エンジニアに火をつけた曰く付きのユニットであり、兄弟車のポルシェ・マカンだと874万円のグレードに搭載されているユニットと同じ。同レベルのエンジニアリング同士でポルシェとアウディを比べると、内装の質感が高いアウディの方が高価になるらしい。
アウディのベストSUV!?
言うまでもないけど、同じSUVのSQ2とは欲しい理由がまるで違うクルマ。じゃじゃ馬が欲しいならSQ2。それに対してSQ5のようなミドルサイズ以上のSUVの素晴らしい点は、スポーツカー、ホットハッチ、スポーツセダンが「スポーティさ」という同じ土俵で戦っているのとは、全く別の乗り物だということ。「速さ」や「ハンドリング」ではなく、「豪快さ」からくる独特の乗り味が全てだと思う。問題発言かもしれないけど、高回転まで回らないターボエンジンやCVTではあまりにも「残念過ぎる」。アウディがSUVではSQ2とSQ5を厳選して日本に導入している意図も理解できる。SQ5も中古車は200万円台からあるので、いざアウディ!!となったらかなりの有力候補。