レクサスGSを退場させた!?
ブランド内でレクサスISのような立ち位置だったアテンザが、諸事情で上のセグメントを意識したクルマ作りに突き進んだ結果・・・レクサスGSが消えてしまった。それは違うだろ!!ってツッコミもあるかもしれないが、非常に華のあるデザインのGJアテンザと、その倍くらいの価格のレクサスGSが同一市場で共存するのは無理だ。世界一の「静粛性」を謳うレクサスであったけども、FRでプロペラシャフトをフロア下に備えるレクサスGSでは、FFのGJアテンザに「価格相応」のレベル差を見せつけるのは難しい。むしろ某実験媒体のデータによると、GJアテンザのディーゼルモデルは、他のFRサルーンのガソリンモデルに対してことごとく静粛性で有利とのデータが出ている。
MAZDAがGSを復活させる!?
レクサスはGSを廃止して、代わりにFFシャシーを使うレクサスESを日本市場にも導入してきた。カーメディアによるとレクサスはもっぱらドイツメーカーに影響を受けてラインナップを編成してきたとか書かれている。しかしFRのGSを廃止してFFのESを据え、主力市場の北米でもESがレクサスの屋台骨を担う存在になっていることからも、「ドイツサルーン至上主義」とは全く別のトレンドがレクサスセダンの方向性を決めつつある。4800mmを超えスポーティではないほどに肥大化したセダンは、大排気量&FRで仕上げることがやや憚られる時代でもあるし。それなのに次のMAZDA6は・・・。