1〜5台目はこちらをご覧ください↓
「現行モデルで最良のセダンは!?」
6台目
MAZDA6
合計39点
作り込み7 フィール8 静粛性8 デザイン8 コスパ8
サバイバル
このセダン比較ではCセグ&Dセグばかりを集めた。その中でこのMAZDA6は2012年の登場時からさらに開発当初から上のセグメント(Eセグ)を意識していたこともあり、とりあえず静粛性、デザインで他のモデルを圧倒してしまうので得点高めになってしまった。もう何度もブログで書いているけど、2002年発売のGGアテンザ(2世代前)は、アルファ156やE46系3シリーズの影響を強く受けたスポーツセダンとして登場し世界中で爆発的に売れた。そこから10年経って、全く違うタイプのセダンに様変わりしたのだから、一般的には大失敗するパターンだったが、現行MAZDA6(当初はGJアテンザ)は日本市場においては一定の成果を挙げた。
ドイツ車超えからのスタート
2002年のGGアテンザで主査を務めた金井誠太さんのインタビューによると、80年代の前半にドイツに持ち込んだMAZDA車がドイツメーカーに歴然たる差を見せつけられて忸怩たる思いがあった。GGアテンザが失敗すれば自動車メーカーとしてのMAZDAは終焉するだろうから、最後のチャンスに思い残すことなくドイツ車に勝てるクルマ作りに徹した結果生まれたのがGGアテンザだそうだ。同クラスのドイツ車(3シリーズ?Cクラス?)には負けていない・・・その想いが世界に受け入れられた。