セダンは無価値!?
高級ファミリーカーの定番としてトヨタ・アルファードが君臨して10年以上が経過する。異論反論あるかもしれないけど、アルファードは高所得をアピールするクルマという側面があり、その能力ゆえに日本車の中ではかなり稀有な存在だ。「金持ちアピール」という意味では輸入ブランド車、レクサス車にも同じことが言えるけども、レクサス以外の日本メーカー車である程度の台数が売れているクルマではアルファードだけと言ってもいい。もはやクラウンやフーガを見ても金回りが良い人が乗っているイメージはあまりない。大型セダンは現行モデルでも手頃な中古価格でいくらでも買うことができる。ドイツブランドもセダンの価値は総じて低下傾向だ。そんな中で盟主のメルセデスが、セダンに変わる新しい高級ファミリーカーとして日本市場でもプロモーションに力を入れているのがメルセデスGLBだ。
ステマ全開
某若手女性タレントが最近GLBを700万円くらいで購入したことを公表していた。芸能人が愛車を公開したところでメリットはあまりないだろうし、下手したら好感度が下がる恐れすらある。よってこの手の「クルマ買いました」の多くはステマである可能性は高い。別の若手女性タレントはジャガーXEに乗っているんだとか。ネット記事を読んで、日本市場で販売に苦しんでいるブランドの必死な姿が浮かんだ。他にも30歳代の女優がアルファロメオ・ステルヴィオだってさ。もしかしたら川崎麻世のCX-8と岩尾望のMX-30も!?確かに日本市場でもう少し売れても良さそうな高級ファミリーモデルばかりが次々と芸能人の愛車になっていく気がする・・・。