ガセ報道に日産が抗議
「やっぱりスカイラインも廃止か・・・」と失望し、これでMAZDAのFRも中止になってしまったら、日本の自動車産業がガラガラと崩れ落ちる予感とともに昨日のブログ記事を書いたのだけど、その投稿から12時間余りで日産副社長(星のリゾート社長の奥さん)から「報道は事実を異なる」との発表があり、慌てて事情説明しております。2022年以降から順次セダンのラインナップを拡充するとしていた日産としてみたら、このガセ報道は経営上の影響が無視できずちょっとした「名誉毀損」に近いレベルと感じたのだろう。あまり報道に対してコメントを発表することがない日産の経営陣だけど、いよいよ変化の兆しが出てきたか。
サバンナとスカイライン
もし否定も肯定もせずに放置すれば、失望した熱狂的ファンが販売店に捨て台詞を浴びせて他のブランドへと移っていくだろう。次期モデルが開発されない現行モデルの中古車価格は低迷するケースが多いので、さっさと乗っているスカイラインを投げ売りして、他のブランドに鞍替えするのがベターと考える可能性もある。広島メーカーの末端の販売店は、スカイライン廃止報道に小躍りして喜んでいたかも知れない。しかし多くのMAZDAファンはせっかく21世紀の「サバンナ」が復活するのに、その時に「スカイライン」が廃止されていたら残念な気持ちでいっぱいだろう。突然の廃止報道は、栃木工場に出入りしているサプライヤーも寝耳に水で日産への問い合わせが相次いだかも知れない。とりあえず昨今の日産ではもう何が起きても不思議では無い。