MAZDAのEV論
渡辺陽一郎さんの記事での説明は、ガソリン車との価格差を回収できる目安が8万キロ程度の走行で、それ以上の価格になることを防いだと書いてあったが、これは私がブログで書く予定だったものとは全く異なる。MAZDAのディーラーではMX-30EVを敷地のある一戸建て所有者限定で販売している。数万円で設置でき1時間に2kWh充電できる家庭用充電設備を自前で用意できる家にしか売らない方針のようだ。日産アリアの66kWhや90kWhのようなバッテリー容量だと、1回の満充電で500km以上走れて素晴らしいのだけど、家庭用充電設備では30〜45時間かかってしまう。週末しか長距離に乗らない人ならそれでもいいかもしれないけどさ。家庭充電用に特化しているから35kWhなんじゃないの!?
どれがHVなのかわかりません!!
さてMX-30のロータリーPHEV以外に4車種のPHEVがスタンバイしているとのこと。北米や欧州での拡販を考えたらやはりFRシャシー3車種の直6モデルにPHEVが搭載され、残りの1つは・・・あれ?FRシャシーに4車種目があるのか!?MAZDA6をセダンとワゴンに分けている可能性もあり得る。話が戻るけどHV5車種もセダンとワゴンを分けた上でのFRシャシー4車種と、女性の街乗り車として普及させたいMX-30にプリウス版THSがスカイアクティブGと組み合わされて設定されるのかもしれない。MAZDA3やCX-30と同じ既発シャシーなのでTHSとのマッチングの問題は前述したけども、MAZDAの走りのイメージを意図的に追求していないMX-30こそがTHSとの相性が最も良いモデルだと言えなくもない。