2回とも良いMAZDA車だった
これまで第五世代(2002〜2011)と第六世代(2012〜2019)それぞれのMAZDA車を末期のタイミングで購入した。良心的な価格設定な上に、衝突安全テストのスコアは良好で、エンジンやミッションなど主要部品の品質が高くとてもよく走る。それでいて普遍的なデザインであり、フラッグシップモデルであれば、ドイツブランドなんかよりもずっと経年による「風化」も起きにくい。3年くらいの短期で乗り換えさせようとするブランドとは方針が違う。ドライビングフィールもとても良く、すぐに飽きてしまうこともないだろう。2回共にそんな気持ちで選んだし、実際に期待以上のクルマだったと思う。
第六世代で感じたこと
第五世代はGHアテンザで、ショートストロークのMZRエンジンにダイレクト感溢れる5ATで、フロントサスがダブルウィッシュボーンでありライントレース性は第六世代をしのぎ、ハンドリングの仕上がりも感動レベルでセダンの皮を被ったスポーツカーと言っても過言ではなかった。第六世代で選んだ2代目CX-5と比べて、運転支援などのソフトウエア的な機能こそ劣るものの、エンジンやサスなどのハードウェア面は非常に優れていた。内装のレベルはほぼほぼ同じくらいであり、本体価格は別の車種とはいえ約「100万円」ほどの差がある。第五世代に心酔していたので、第六世代はなかなか選びづらいと感じていたのだけど、MAZDAが新しい世代のクルマをどのように考えているのか、ユーザーとして体感したかったので購入を決めた。2020年10月の納車だったので他のモデルも選択肢としてあり、多少は検討したのだけど、その際に感じたことをまとめてみる。
BBS
手作り少量生産でコンセプトカーそのものを3000~5000万円で売り出すビジネスモデルもマツダさん、やってくれないかなあ。