欲しいクルマがない!!は正論
昔と比べてタイトになったカーライフにおいて無駄な一台は要らない。ネットのコメント欄に「(予算内で)欲しいクルマがない」というため息混じりのつぶやきは、かなり正直な本音だと言える。これらに対して「貧乏でクルマを買えないだけだろ・・・」とマウンティングしたがる人々には品位を感じない。どんなポリシーでクルマ選んでいるのか知らんけど、他人にそんな言葉を平気で投げられる人の思考レベルでクルマに込められた開発者の気持ちなど酌めるとは思えない。
素人がこだわる時代
時間と資金があまり投入できないカーライフで悔いを残さないためにも、徹底してクルマは選ぶべきだと思う。「MAZDAとPORSCHE以外は欲しくない」ってのが恥ずかしながら個人的なポリシーだ。この2つのメーカーこそがクルマの理想を真剣に追いかけていると感じられるから。世界的に先進国で増加傾向のロードバイク系MAMILは、自分の愛機のクオリティにこだわり抜くし、好みに合ったカスタマイズをする。クランク、プーリー、シート、ペダル、シューズ、ヘルメット、バーテープなど個々のパーツの変更で、乗り味に大きな変化が生まれる。同じような心地よさをクルマにも求めてしまう。あくまで推測に過ぎないけども、先進国市場でこの数年に確実に販売台数を伸ばしているのはMAZDAとポルシェだ。メルセデス、BMW、レクサスの伸び悩みを尻目にこの2メーカーが選ばれるのは、MAMILの増加と相関関係にあるからだと思う。