買う前に調べる時代
このブログが多くの人にお届けできているように、情報化社会の恩恵は大きい。自宅にいながらに、その道の専門家の意見をレビューという形式ながら読むことができる。本屋まで行かなくてもサブスクでトヨタ社長の自伝なども読むことができる。クルマにしろロードバイクにしろ、真剣に選べば自分の用途に合ったものを厳選することができる。MAZDAとPORSCHEだけ!!と決めることができるように、ピナレロなのか、サーヴェロなのか、S-ワークスなのか、自分のMAMILライフを充実させるためにしっかり調べる。
「選択」して自分を守れ
反感を持つ人もいるだろうけど、「いつかはクラウン」には年齢や社会的身分に合ったクルマを選びなさいという同調圧力的な教唆が含まれていた。しかし今はあらゆる情報を駆使して「人生を選びとる」時代だ。悲しい現実だけども、中年男性にとっては「人生を選んでいる」という実感こそが、ストレスフルな現代社会を有意義に生きていくための唯一の武器だとすら感じる。中年男性であるという事実だけで、その場に居合わせた若い世代の人々から無条件に「気持ち悪い」と思われる。そのネガティブな感情から解放されるためには、これまでの経験を生かして、他の人が簡単には真似できないような優れた「人生を選び取る」ことが必要になってくる。「人生の選択」によって攻撃的な感情を持った人との関係を遮断できる。簡単に言ってしまえば「あなたとは人生のステージが違う」のだと分からせてバリアーを作るのだ。他人の悪口ばかり言ってる救いようのない若者でも、会社の力のある上司の前では大人しくなる。逆に若い人から「何も選んでいない」ように見えてしまう中年男性は、残念ながらゴキブリ以下の存在だ・・・。