ちょっと考えればわかるが・・・
ピュアスポーツカーやロードバイクの文化を否定はしないけども、あまりにも「貴族趣味」過ぎているので「承認欲求」が強すぎる一般人には「沼」になりやすいので、ハマっている人を見るとちょっと心配になる。世間で言われているようにバブルの価値観が異常なだけで、若い世代になればなるほど収支のバランス感覚もまともな人が多くなるようだ。例えばハイエンドなロードバイクなどは「100万円以上もするのに車両保険も満足にない乗り物」って時点でこれは危険なシロモノだと気づく人の方が多くなってきている。ロードバイクはちょっと落ち着いて観察すればわかるけど、大人気のブランドほど、ほんの2〜3年前のデザインが非常にダサく感じる。ダウンチューブにブランドのロゴがデカデカと入っている。これを無くしてしまうと、台湾や中国の下請けが作っている車体なので、ブランドの識別も難しくなる。まあ軽く自動車の10倍以上ものブランドが乱立しているのだから無理もない。
オッサンが楽しむコスト
2〜3年でデザインが陳腐化してしまうし、メイン素材のカーボンの耐用年数も5〜10年くらいと言われている。シマノのコンポーネントも4年ほどでフルモデルチェンジする。ネガティブなことを書いてみたけど、それでもピュアスポーツカーもロードバイクも中古車市場で底堅く流通するのである程度の負担は取り返すことが可能だ。ある程度の年齢を重ねたオッサンが童心に帰って夢中に走れる機材としての有用性を考えれば、「ピュアスポーツカー」や「ロードバイク」の価格はある程度は納得できるものではある。