混乱の要因
MAZDAだとCX-5が4575mm、CX-30が4395mm、CX-3が4275mmと並ぶ。ティグアンとT-CROSSの差が395mmなのに対し、MAZDAはそれよりも少ない300mm差に3台を入れている。BセグのCX-3(4275mm)がCセグのT-ROC(4250mm)よりも大きいのもややこしい。ディーゼルエンジンのFF車同士(T-ROCはFFのみ)で重量を比べるとCXー3が1270kg、T-ROCが1430kgなので、やはりCセグのT-ROCは中身が詰まっている。
酷評は無視でOK
T-ROCはサイズよりもぎっしり詰まっているせいか、有名どころの評論家からいくつかの酷評を受けている。実際に乗ってみたらなるほどね・・・ゴルフサイズのSUVにしては確かに落ち着きがないかも。文句がある人はゴルフ8かティグアンを選べばいいわけで、同じようなヤンチャな挙動はMAZDA勢からも感じられる。フォルクスワーゲンもMAZDAもある程度の批判は承知の上で「新しい乗り味」を模索している・・・と前向きに解釈することもできる。