ファミリーカーの定義
日本市場でもジワジワと欧州基準のファミリーカーが増えている。ディーゼルで豪快に走るプジョー・リフター、シトロエン・ベルランゴ、シトロエン・C5エアクロスや、圧倒的な電動加速を振りかざすRAV4PHV、アウトランダーPHEVなどなど。ここにCX-60が投下され、e-POWERで武装した新型エクストレイル、最新鋭e:HEVを使う(はずの)ZR-Vなどが出揃い、日本のSUVもいよいよ走りを極めた「ファミリーSUV」の時代になっていきそうだ。
家族で楽しむカーライフ
長らく日本市場では「ファミリーカー」というジャンルはクルマ好きの間では差別用語でしかなかった。時代は変わり共稼ぎが当たり前になった世の中で、苦しい時代を共に生き抜く家族の意味は変わってきた。最高のエクスペリエンスを演出する道具こそが「ファミリーカー」の新しい価値になっている。どこまで走っても飽きないドライビングフィールと、同乗者を快適に移動させる乗り心地や静粛性が最低限求められている。・・・そんな日本車の新時代をリードするCX-60は狙い通りに某英国カーメディアの選定に入ることができるだろうか!?