スポーツカーの概念が変わる
2002年以降に免許を取得した私のような世代にとっては、リアルなハイエンド・スポーツカーとは直4ターボ&AWDのスバル車や三菱車を連想させる。失神しそうな速さをスポーツカーに求めるならばFRではなくAWDが不可欠だと信じている。そんな第二次ベビーブーム以降の世代の前に、ハイエンドな6気筒のFRグランドツアラーが現れた。FRだけど速い。ハンドリングの良さは当然。普段から「MAZDA党」を自認しているけど、スープラやフェアレディZを前に興奮を禁じ得ない。
金縛り状態
確かにMAZDAのロードカーならば、スープラやフェアレディZよりも100〜200万円はリーズナブルに入手できる。しかしMAZDA3スカイX、MAZDA6・25T、ロードスター&ロードスターRFを400〜500万円で買った後に、スープラやフェアレディZにしておけばよかったという後悔の念に押し殺されそうな気がしてならない。自分自身に合ったカーライフをしっかりと見据えて慎重に選ぶしかない。