MAZDA車にしては・・・
GJアテンザ(MAZDA6)のデザインはデビュー当初から高い評価を得ていた。MAZDAファンでなくても「デザインは抜群に良い」という声をよく聞いた。あまりにもデザインが良すぎて全体のコンセプトの煮詰めがやや疎かになったのだろうか。
人間の仕事だから仕方ないのだろうけど、デビューから軽く10年が経過するが、いまだに「デザインは完璧だが、これは誰得のクルマなの!?」というチグハグさがずっと否めない。まあ中国&北米市場向けという「大前提」があるクルマは、日本市場ではなかなか売れないのはいつものことだが・・・。
日本のクルマユーザーの全てが当てはまるわけではないが、MAZDAを好んで買う層だと、そのクルマの開発コンセプトを深読みした上で選ぶことが多い。MAZDAとは「東洋のジャガー」であり、ジャガー(ポルシェ、アルファロメオ)のようにスポーツカーブランドが仕立てる乗用車であることに高い価値を見出す。
ジャガー(ポルシェ、アルファロメオ)がカムリみたいなサルーン(CVT横置きHV)を作ったら、ユーザーはただただ困惑するはず。フォード傘下時代にXタイプというFFサルーンを作った過去もあるが、このクルマはMAZDAのG系シャシーを使ったスポーツサルーンだった。
新井雅司
おはようございます。
日産のシーマ&フーガが
生産終了。
新型クラウンが
あんなことになり
次期マツダ6には
大いに期待しています。